選択とこだわり, “My Particular Selection”

ファッション

その昔ファッションに関する本といえば、ファッション評論家の著作やファッショアイコン紹介本位しかなかった気がするが、ここ数年ファッションに関する著作が圧倒的に増えていますね。私にとってのバイブルはやっぱりこの二冊!

おしゃれになるには、年代にあったおしゃれ、ファストブランドコーディネートでいかにおしゃれにみせるかなど実に具体的なアプローチ方法や回答例を読者に示す内容の本が目につきます。

とはいえ悩む読者に多数の解決策が与えられ、世の中にはおしゃれでファッショナブルな人が昔より溢れているのか、とも素直に思えません。

もちろん、例えば他の国ではよく見かける、アイロンがきちんとかかっていない、くしゃくしゃよれよれの洋服を着た人物を見かける事はここ日本では少ないです。

小ざっぱり&きちんとした格好をしている人が世界で一番多い(そしてクリーニング屋さんも多い)のがここ日本なのです。

でも何だか、ダッドスニーカーにハイライズのフレアーパンツに、フローラルプリントワンピース(フローラルは大好きな柄ですが)が流行っているのは分かるのだけれど、なんか惹かれません。むしろカジュアルなメンズファッションのレベルは、日本人はかなり高いような、レディースで買いたい物がなくともメンズで素敵な物があったりします。

さて某SNSのCEOや前アメリカ大統領が、超多忙で瞬時に下さなければいけない決定事項が多数あり、何を着るかなどという些細な事で悩まず選択を最小限にする為、同じスーツ、ジーンズにシャツを色違いで揃え、タキシードは一着しかも持っていなかった(元大統領の方)という“美談”。

そして自分の着る洋服をユニフォーム化するなどといったミニマリズムに対しては、その効率性には一理あるだろうが、私の感想はつまらないしSexyじゃないなーです。

(スティーブ・ジョブスの拘り抜いた、同じタートルネックとジーンズルックスに比べ、このお二人はジョブスの選び抜かれた美学には程遠い、むしろLaziness(面倒くさがり)を感じます。

だからプールサイドやビーチサイド以外の場所で、平気でビーチサンダルに短パンで歩き回る元大統領よりも、現フランス大統領夫人の、一切手を抜かないこだわりと美学が感じられる着こなしに私は惹かれます。

まあ彼はハワイ育ちだからこの格好が一番しっくりくるのはよくわかるけれど、2011年現職大統領時にこの恰好はどうにもいただけません。

https://www.huffingtonpost.com/2011/01/05/president-obama-flip-flops_n_804671.html

https://www.harpersbazaar.com.au/celebrity/brigitte-macron-style-12377

*ピンクや白を着ている彼女はぴんとこないけれど、紺、ベビーブルー、白の着こなし、そして何といっても60代でこの足は鍛えている以外のなにものでもなし!

なぜこの服装なのかという選択、そしてその服装を選んだ結果得られるもの。

それは単なる自己満足だけではない、言葉なしに自分を表せる自己表現であり、周囲の人にもひらめきやときめきを、大げさに言えば感動をもたらす事もできる、それがファッションなのでは。

通りですれ違った人、電車やバスで座っている時に見かける人、自分が行く場所、ジム、レストラン、お店で素敵な人、素敵な着こなしをする人、印象に残る装い、ファッションを着こなす人を見かけることは喜びであり刺激です。

そして自分自身、少しでも周囲に印象を残せる事、人を魅了するスタイルが確立できるようになりたいのです。

(追記)おしゃれより”くらし”を楽しむので、ユ〇ク〇が日本国民服(戦争体験者でなくとも抵抗感のある単語)になったという本を読みましたが、なんか話が小さいというか、一部の、この国民服に抵抗感があった人が少し着だしたくらいでやっぱり日本人はまだまだ衣食住なのでは。

寧ろ、ラグジュアリーブランドによるスニーカー出現により、スニーカー価格暴騰、現在ルブロンが批判されているが、スポーツブランドが中国をメインターゲットにしてその影響がブランドの色使いにまで現れている事(Nikeは蛍光色のイエローとピンク中心に)やオフホワイト人気に注目すすべき!

そもそもZARAと国民服の大きな違いはファッション性デザイン性だけではなく、生産販売方法が異なること、種類が豊富で毎週新しいデザインの商品を展開する(商品によっては数を絞る)ZARA 対、種類も色も少なくしてとにかく売り切る国民服、そして洋服の立体・非立体性(日本の洋服はそもそも”着物”発想なのか、身体を綺麗に見せる力なし)に尽きますから、やっぱり国民服はジムで運動するときのトップス(それもメンズ位にしか私には使えません。

販売チャンネルだけでなくそもそも世界観が違いすぎる,THE 日本とGlobal、おしゃれ嫌いでなく単なるLaziness, 面倒くさがりさんが増えたのですね。

https://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/list_s/chirashi_flyer/flyer/

 

https://youtu.be/m1rY4AfkWEY

とても買えなかったEtroの洋服(既に完売)、でも見るだけで美しい。

https://www.net-a-porter.com/us/en/product/1164240/Etro/degrade-paisley-print-fil-coupe-silk-blend-chiffon-blouse