彼女がお気に入り, “My Favorite actress”

エンターテインメント

ヴィヴィアン・リー(Vivien Leigh)にオードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)、女優というよりはファッションアイコンであるジェーン・バーキン(Jane Birkin)。その昔から私のお気に入り女優リストは変わりませんが、いざ現代、現在活躍中の女優となると、誰を挙げていいのかが難しい所。

それにしてもハリウッド、1940年代全盛期からまるで変わっていないですねー。

セクハラ、男優女優間の出演料差別( もしかしたら40年代の女優の方が当時の男優よりもらっていたのかも)、80年代当時日本で大ブームになった映画『アナザー・カントリー』(Another Country)*に出演したルパート・エヴェレット(Rupert Everett)が告白したゲイ差別なんてモンゴメリー・クリフト(Montgomery Clift)の悲劇からまるで発展なし。

こんなハリウッドで活躍している白人女優陣の白々しさ、特に政治的にActive であろうとすればするほど中身の無さを露呈している国連大使女優兼監督に、元ハリポタ現自称フェミニスト美女の二人に対しては、この女優を見習えとまずは言いたいのです。

彼女は私のお気に入りだけれど私自身は彼女の大ファンとはとても言えない。SF嫌いな上ウォシャウスキー姉妹の作品に興味が持てないのでいまだNetflix(以下ネトフリ)で「センス8」は未見だが、関連記事の画像中、欧米人に囲まれ中央で抜群の存在感を示すペ・ドゥナの姿を見ると同じアジア人女性として誇らしいという思いがこみ上げてきます。

国際的に活躍する彼女の第一印象は、やはり彼女の変わらない、トレードマークであるヘアスタイル、おかっぱ、ボブです。(今現在はロングヘアだがぱっつん前髪はキープ中)。

アメリカ及び中南米同様、男性好みのボディコンファッション(死語)やボディコン体型が日本より好まれる韓国で、やや長身やせ型華奢で、そのファッションスタイルもエッジー、男性目線を全く意識していない異端な存在の彼女。

自身を貫き戦い挑戦し続け、更なる変化を遂げた彼女を発見できるのがネトフリの「秘密の森」です。

緻密に計算された脚本と優れた俳優陣の好演、主役男優チョ・スンウと敵役俳優との緊迫間あふれるやり取り、それに比べ同じNetflix (以下ネトフリ)の「ビリオンズ」主役男優二人の空虚なわざとらしさに、彼ら二人の間に挟まれるヒロインである鬼瓦顔の女優はひどすぎる。

受けに回ったペ・ドゥナの抑えた演技、周りを包み込む柔らかさ、しなやかさを彼女が表現したからこそこのドラマが成功したのでしょう。

彼女のこだわりが感じられたのがこのドラマ内で彼女が着こなすファッションです。

アメリカTVドラマや韓国TVドラマにつきものの、非現実的に華美あるいはわざとらしいほどみすぼらしいファッションでではなく、普通にシンプル、ややミニマリストすぎるがおしゃれな着こなしを彼女はこのドラマで見せてくれています。

有名俳優の娘で幼少期からその美貌をもてはやされ、大した才能もなかったのに大作に次々と出演しその地位を獲得した、野望に満ち溢れる、女優兼監督兼元ブラピ妻

空前の大ヒット児童文学映画シリーズに出演した後アイビーリーガーへ変貌し(オックスブリッジでなくブラウン大学を選んだのも自国イギリス軽視でアメリカ、ハリウッドへの媚びを感じる)、フェミニズム的発言とは全く相反する陳腐なラブロマンス作品に出演する元ハリポタ女優

恵まれた特権階級の白人女性陣に比べ、儒教思想の強い韓国社会で、男性に媚びずに自己を貫き、常に批判にさらされ続けながら、海外作品に出演し続けるペ・ドゥナの戦いがどれだけ過酷で孤独であるかは到底理解できないでしょう。

彼女が次にどんな作品に出て、どんな姿を見せてくれるかを楽しみにするばかりです。